撮れたて通信5月 増刊号
GWのつけが…。こちらでも一昨日は過去最多を記録。
おまけに今週は天候もぐずついて外出もままならず。ʅ(◞‸◟)ʃ

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撮れたて通信 May 2022 増刊号
遅まきながら尼PrimeVideoレンタルで「ひまわり」を観た。本作品は
50年前に高校時代の同級生3人と渋谷の映画館で観た。脳裏に残っ
ていたのは、終わって外に出てきたとき3人の目頭が潤んでいたこと、
映像ではとにかく広大なひまわり畑、マーシャ(後妻)が洗濯物を取り
込みながら訝しげにジョヴァンナを見やるところ、そしてジョヴァンナが
ミラノ駅でアントニオを見送るシーンだけ。途中のストーリー部分の映
像はすっぽり抜け落ちてましたよ。 ^^;;) この映画を見てそれまで抱い
ていた”ひまわり”のイメージが一変。 それまでは太陽に向かってカッ
と見開く不動明王のようなイメージだった。しかしスクリーンに映った
ひまわりはなんと淋しく、哀愁のこもった花だろうと。尤も感化されや
すいオジサンのこと、BGMと東欧の柔らかい光と風のせいもあるのか
な…。オジサンの半世紀前のThose Good Old Dream(遠い想いで)
でした。ハーイ(^O^)/
2022/05/13
寺町 家明
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ネジバナ(背丈は20㎝くらいでしょうか。素人には見つけられませんでした。)

コモウセンゴケ(食虫植物)
在ウクライナ日本大使館の情報では”ひまわり”の主たる撮影地
はウクライナ南部・ヘルソン州らしい。映画に出てくる肝心のひま
わり畑はモスクワ近郊のシェレメチェボ国際空港の近くで撮影さ
れたとのこと。勿論ウクライナでもキーウから南部にかけて同様
の広大なひまわり畑はたくさんあるそうだ。
今回観ていて気付いたのは、彼の地でアントニオが勤めから帰っ
てくる駅の背後に原発の冷却塔みたいなのが映っていたこと。尤
も撮影時期からすれば原発は着工前となるのでサイロかも。駅に
も近いしね。さらに、映画の終盤近くで、アントニオ、マーシャ
家族が新しくできた5~6階建てのアパート群のひとつに引っ越す
シーンがある。この頃からこの手のアパートが各地に建てられて
いったのでしょう。今は無残にも破壊され廃墟と化した現下のニ
ュース映像を見ると胸が痛む思いです。



ヒメウラナミジャノメ(ジャノメチョウの仲間)

アマガエル?の卵塊
ウクライナの首都”キエフ”(現:キーウ)と聞くとオジサンはどう
してもカメラを思い浮かべます。^^;;) 大戦後旧ソ連が旧東ドイ
ツから接収したコンタックスの製造ラインで造られた本家コンタ
ックスとそっくりの「キエフ」。これは今でも人気がありますね。
そのほかソ連邦時代はライカコピー機の「ゾルキー」、「フェド」
というのもありましたね。特許や著作権クソくらえのメチャクチャ
な国ですね。ゾルキーはオジサンも2台所有してます。これは巻き
上げがどうやって作ればこんなに重くなるんだろうと思うくらい
の代物で、フィルム1本取り終えると親指と人差し指の皮がむけて
しまうような感じだった。クマの手でないと無理。それでもレンズ
はそれなりによかったですけどね。オジサンは今でも現役で使って
いるものまあります。日本でも戦後ニコンがコンタックス系譜の
機種を、キャノンはライカ系譜のカメラを出して、オキュパイド・
ジャパンの刻印入りで世界に打って出たんですね。こちらもご多
分に漏れず数台ずつ所有しています。^^;;) こちらは巻き上げ他
の作動もスムーズでさすがメイドインジャパン。しかし今は鉄の
塊。・・・バカですね。今はデジタルオンリーなのに。

ハラビロトンボ (オス)

ハラビロトンボ (メス)

シオヤトンボ

オニヤンマ?
アントニオのセリフ「戦争とは残酷なもの」。今またそれが繰り
返され、ブチャの悲劇(氷山の一角)に至っては中世の虐殺・略奪
・強姦などの蛮行を想起させられます。戦後77年(彼の国は”Z”で
戦勝気分を煽ってますが)経っても、いや100年、1000年経って
も繰り返されるのかな。今回の事態について勧善懲悪の点から見
れば大方の見方に異論はないが、振り返ってベトナム戦争、湾岸、
アフガン・・・、この時の世界の対応はどうだったかのか。なん
だかなあという感がないでもないこの頃です。

モズ幼鳥 (オス)

モズ幼鳥 (メス)

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